2016年07月30日

最低賃金目安、24円引き上げ全国平均822円に(平成28年度)

最低賃金制度とは、

「最低賃金法」という法律に基づき、国が賃金の最低限度を定めていて、使用者は、その最低賃金額以上の賃金を労働者に支払わなければならないとする制度」

のことで

「正社員・パート・アルバイト・臨時・嘱託など雇用形態に関係なく、全ての労働者に適用」

されますよね。
※但し、例外もあり

最低賃金の種類は以下の2種類です。

【地域別最低賃金】
産業や職種にかかわりなく、各都道府県内で働くすべての労働者とその使用者に対して適用される最低賃金です。
各都道府県に1つずつ、全部で47の最低賃金が定められています。

現在の地域別最低賃金は、以下のとおりです。

地域別最低賃金の全国一覧(厚生労働省)


【特定(産業別)最低賃金】
特定の産業に従事する労働者を対象に定められています。
※「特定(産業別)最低賃金」は「地域別最低賃金」よりも高い金額水準で定められています
地域別と特定(産業別)の両方の最低賃金が同時に適用される労働者には、使用者は高い方の最低賃金額以上の賃金を支払わなければなりません


その最低賃金ですが、平成28年10月頃に引き上げられる予定ですので・・・

関連記事をご紹介します。


1. 最低賃金 全国平均の時給で24円引き上げの目安示す(NHK NEWS WEB)
※以下は一部引用ですので、全文読みたい方は上記リンク先からご覧下さい

===ここから===

今年度の最低賃金の引き上げについて話し合う厚生労働省の審議会は、全国の平均の時給で24円引き上げ822円とする目安を示しました。
24円の引き上げの目安は、時給で示されるようになった平成14年度以降、最も高く、昨年度の実績の18円を6円上回る水準となりました。

地域別では、東京、大阪、愛知などAランクで25円、埼玉や京都などのBランクで24円、福岡や宮城などのCランクで22円、高知や沖縄などのDランクで21円としています。

Aランクは、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪の5つの都府県です。
Bランクは、茨城、栃木、埼玉、富山、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島の11の府と県です。
Cランクは、北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、山梨、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、香川、福岡の14の道と県です。
Dランクは、青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、徳島、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄の17の県です。

今後は、示された目安をもとに、ことし秋をめどに都道府県ごとの最低賃金が決められることになっています。

===ここまで===


2. 最低賃金、過去最大24円上げ 中小支援へ助成金拡充 (日本経済新聞)
※以下は一部引用ですので、全文読みたい方は上記リンク先からご覧下さい

===ここから===

厚生労働省の中央最低賃金審議会の小委員会は、2016年度の最低賃金を全国平均で時給24円引き上げ、822円にする目安を決めた。

現在の決め方になった02年度以降で最大の上げ幅となる。
引き上げ率は3.0%で「3%引き上げ」を求めた首相の意向に沿った。
これまでは15年度の18円が最大の引き上げ幅だった。
上げ幅が20円台に乗るのも初めて。

引き上げ幅の目安は都道府県を経済状況などに応じてA〜Dの4つの分類に分けて示す。
東京、神奈川、大阪などA地域は25円、埼玉や京都などB地域は24円、北海道や新潟などC地域は22円、高知などのD地域は21円上がる。

目安通りに引き上げれば、最低賃金の最も高い東京は932円、最も低い鳥取、高知、宮崎、沖縄の各県は21円高い714円になる。
地域差は昨年度の214円から218円へわずかに広がる。

最低賃金の引き上げは中小企業にとって負担が大きいため、国は支援に乗り出す。
生産性の向上につながる設備や機器の導入費用の一部を補助する厚労省の業務改善助成金は、時給800円未満の労働者の賃金を60円以上引き上げることが支給条件となっている。

時給800円未満についてはこの要件を外す。
60円以上の条件も最低賃金の水準が低い地域は30円以上へと要件を大幅に引き下げる見込みだ。
地域によって助成に必要となる賃上げ幅に差をつける。

非正規労働者の処遇を改善するキャリアアップ助成金も拡充する。
現在は2%の賃上げで助成しているが、3%の引き上げでさらに増額する。

===ここまで===


3. 最低賃金、全国平均822円…上げ幅最大24円(読売新聞)
※以下は一部引用ですので、全文読みたい方は上記リンク先からご覧下さい

===ここから===

目安通りに改定されれば、最低賃金の全国平均は現在の798円から822円に上がる見通し。

引き上げ額の目安は、都道府県を経済の状況が良い順にA〜Dの4グループに分けた上で、グループごとに示された。

A(東京、神奈川、大阪など5都府県)は25円
B(茨城、埼玉、京都、兵庫など11府県)は24円
C(北海道、宮城、福岡など14道県)は22円
D(青森、岩手、熊本など17県)は21円

だった。

これで、高知県(693円)や島根県(696円)など、600円台の地域はなくなり、初めて全都道府県で700円を超える。

===ここまで===


4. 最低賃金、過去最大24円増 中央審議会小委 政権の意向反映(東京新聞)
※以下は一部引用ですので、全文読みたい方は上記リンク先からご覧下さい

===ここから===

上げ幅の二十四円は前年度比3%の伸びに相当する。
首相が早い段階から3%の引き上げの意向を示したことを色濃く反映した結果となった。

最低賃金は都道府県ごとに決められ、小委員会は経済規模などに応じたA〜Dの四ランクについて、東京や千葉、神奈川などのAは二十五円、茨城や栃木、埼玉、静岡などのBは二十四円、群馬などのCは二十二円、青森などのDは二十一円の上げ幅の目安をそれぞれ示した。

最低賃金は全ての働く人が企業から受け取る賃金の下限額で、パートやアルバイトなどの人には給与の底上げにつながるが、経営体力の弱い中小企業にとっては人件費の大幅増が負担になりかねず、政府の支援策が求められる。

中央審議会は目安となる引き上げ額を正式に答申し、その後各地の審議会で協議して正式決定する。

===ここまで===


5. 「最低賃金」過去最大の引き上げに戸惑いの声…その理由は?(IRORIO)
※以下は一部引用ですので、全文読みたい方は上記リンク先からご覧下さい

===ここから===

厚労省の審議会は、最低賃金を全国平均で時給24円引き上げて822円にするという目安を示した。
24円という引き上げ額は、昨年実績の平均18円増を大きく上回り過去最大。

目安をもとに都道府県が実際の引き上げ額を決め、10月にも適用される見通しだ。

引き上げ額は都道府県によって異なるが、21円〜25円が目安。
現在、最低賃金が最も低いのは、鳥取県・高知県・宮崎県・沖縄県で693円。
引き上げ額が21円になった場合でも714円になり、最低賃金が700を下回る県はなくなることになる。

政府は最低賃金「全国平均1000円」を目標としている。
3%の引き上げに向けて最大限の努力を払ってほしいとして、中小企業等への支援を厚生労働大臣らに呼び掛けた。

最低賃金を過去最大となる24円引き上げるという決定を、世間の人々はどう思っているのだろうか?
ネット上には多くの反響がよせられている。

喜ぶ声がある一方で、中小企業の経営への影響や雇用縮小などを懸念する声、地域格差を嘆く声も。
また、「103万円の壁もどうにかしてほしい」という意見が多数投稿されていた。

現在、主婦がパートをする場合、年収103万円を超えると税金の負担が重くなり、130万円を超えると夫の扶養から外れて自分で社会保険料を納めないといけなくなる。
このため、年収が103万円もしくは130万円以下に収まるように調整して働いている既婚女性が少なくない。

最低賃金が引き上げられた場合、扶養の範囲内で働きたいと考えて103万円もしくは130万円を超えないように働く時間を減らす既婚女性が増えることになりそうだ。

===ここまで===


6. 最低賃金 時給1000円でも生活苦…息子2人養う母(毎日新聞)
※以下は一部引用ですので、全文読みたい方は上記リンク先からご覧下さい

===ここから===

2016年度の最低賃金(時給)の目安となる額は、厚生労働相の諮問機関「中央最低賃金審議会」の小委員会で過去最大の引き上げが決まった。

だが、政権が目標に掲げる「時給1000円」にはほど遠い。
低賃金にあえぐパート労働者からは「生活は待ってくれない」と悲鳴が上がっている。

「1000円以上の時給でも、子供2人を育てるのにはとても追いつかない」

シングルマザーとして2人の息子を育てながら10年間、週5日の勤務を続け、今の時給は1280円だ。
それでも手取りの月収は14万〜16万円。

食費、学資保険、携帯電話、光熱費などであっという間に消えていく。
児童扶養手当や元夫の養育費を繰り入れてもギリギリの生活だ。

女性は

「子供を育てながら生計を維持するには1500円は必要だ。まともに暮らせる最低賃金を期待したい」

と話す。

===ここまで===


【追記】
上記記事の続報については、以下をご参照下さいませ。

最低賃金の引き上げ実施時期や金額について(平成28年度)


【参考】
よろしければ、以下も参考になさって下さいねー。


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posted by 西区地域労組 at 08:35| 雇われて働く人に関係するニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする