2014年06月28日

パワハラやセクハラ、仕事のストレス等が原因のうつ病:労災申請過去最多

不当な解雇、雇い止め、派遣切り、賃金未払いや引き下げ、雇用保険や社会保険の未加入、サービス残業、長時間労働、セクハラやパワハラなどの職場いじめ、うつ病、過労死など・・・
労働に関するこんなトラブルが増加の一途を辿っています。

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などの記事をご紹介しておりますが、このような状況の中・・・

パワハラやセクハラなどの職場いじめ、嫌がらせ、暴力、長時間労働、過重労働、仕事上のストレス等が原因で、うつ病などの精神疾患を発症し、労災申請を行った人の数が過去最多を更新したため、関連記事を紹介します。


1. 仕事で「心の病」、労災申請が最多 13年度1409人 (日経新聞)

===ここから===

過労やいじめでうつ病など精神疾患を発症したとして、労災申請した人数は2013年度は1409人(前年度比152人増)で、過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめで分かった。

労災認定は436人(同39人減)で4年ぶりに減少したが依然高水準にある。
いじめや過重労働など職場環境の悪化が原因で発症した事例が目立った。

労災認定を受けた人のうち自殺者(未遂を含む)は63人(同30人減)に上った。
過労死、過労自殺をめぐっては、国が対策の責任を負う「過労死等防止対策推進法」が成立し調査研究や啓発をすることになった。

厚労省は「仕事上のストレスで医療機関でうつ病と診断される人が増えている。うつ病などを労災申請できるとの意識も浸透してきた」と申請増の要因を説明している。

労災認定された人の発症の原因は「嫌がらせ、いじめ、暴行」と「仕事内容や仕事量の変化」がいずれも55人で最多。
「悲惨な事故や災害の体験・目撃」(49人)、「病気、けが」(46人)が続いた。
「セクハラを受けた」(28人)、「上司とのトラブル」(17人)も目立った。

認定者を業種別にみると製造業が78人と最多。
次いで卸売・小売業が65人、医療・福祉の54人が続いた。

年代別では30代が161人と最多で、40代の106人が続いた。
正社員が12年度に比べ58人減の375人だった一方、パート・アルバイトは9人増の26人、契約社員も9人増の20人だった。

精神疾患とは別に、脳梗塞や心筋梗塞などで労災申請した人は58人減って784人となり、2年連続減少。
認定は32人減の306人で、3年ぶりに減少した。

認定された人の1カ月の平均時間外労働は「80時間以上100時間未満」が106人で最も多かった。

===ここまで===



2. 精神病の労災認定 2年連続400人超(NHK NEWS WEB)

===ここから===

仕事上の強いストレスでうつ病などの精神的な病気に追い込まれたとして昨年度、労災と認められた人は2年連続で400人を超えたことが厚生労働省のまとめで分かりました。

厚生労働省によりますと、職場での嫌がらせや長時間の残業といった仕事上の強いストレスが原因でうつ病などの精神的な病気に追い込まれたとして昨年度、労災と認められた人は436人でした。
これは過去最多となった前の年度より39人減ったものの2年連続で400人を超え、過去2番目に多くなっています。

年代別では最も多いのが30代の161人、次いで40代が106人、20代が75人となっています。
このうち自殺や自殺未遂をしたいわゆる過労自殺は63人で、前の年度より30人減りました。

一方、過労から脳出血や心筋こうそくなどを起こし労災と認められた人は306人で、前の年度より32人減りましたが、このうち過労死で亡くなった人は133人で、10人増えました。

厚生労働省は「うつ病などの精神障害による労災件数は高止まりしている。職場でのいじめや嫌がらせなどいわゆるパワハラが原因の一つとなっており、啓発活動などパワハラ対策を引き続き行っていく必要がある」としています。

===ここまで===



3. 心の病:労災請求最多1409件…昨年度(毎日新聞)

===ここから===

厚生労働省は、2013年度の脳・心臓疾患と精神疾患の労災補償状況を公表した。

仕事上のストレスによるうつ病などの精神疾患で労働災害が請求されたケースは1409件で、統計が残る1983年以来、最多となった。
労災認定の件数は742件で、前年度を下回ったものの高止まりの状況となっている。

労災認定件数のうち、精神疾患によるものは436件(前年度比39件減)で、過去最多だった前年度を下回ったものの、400件を超える件数が続いた。
脳・心臓疾患は、請求が784件(同58件減)、認定は306件(同32件減)だった。

精神疾患の労災認定のうち、セクシュアルハラスメントが原因となったケースは40件(うち自殺1件)で過去最多。
パワーハラスメントは55件で2年連続で過去最多を更新。

精神疾患で認定されたケースを、年代別でみると30代が161件で最も多く、40代106件、20代75件。
原因別では「仕事内容・量の大きな変化」と「パワハラ」がともに55件で最多、「悲惨な事故、災害」の49件も目立った。

脳・心臓疾患の労災認定は50代が108件と最多。60歳以上は前年度から8件増えて50件となった。

労災認定されたケースの残業時間は140時間以上160時間未満が22件で前年度より6件増え、長時間労働が改まらない現状が浮かんだ。
同省職業病認定対策室は「労働者の健康調査で仕事にストレスを感じている人が60%を超えるなどストレスや長時間労働が精神疾患の増加の原因ではないか」と分析している。

===ここまで===


4. 心の病 労災申請最多 過労やいじめ原因(東京新聞)

===ここから===

仕事でうつ病などの精神疾患にかかり、二〇一三年度に労災申請した人は、前年度比百五十二人増の千四百九人と過去最多だったことが、厚生労働省の集計で分かった。

労災認定されたのは四百三十六人。
原因として、パワハラを含む「嫌がらせやいじめ」といった職場環境が要因となっているケースが目立った。
労災認定された人は前年度より減ったが、公表を始めた〇一年度以降、二番目に多い。そのうち過労自殺(未遂を含む)は六十三人だった。

原因や引き金の出来事をみると「嫌がらせやいじめ」が前年度と同数で五十五人、「セクシュアルハラスメント」は二十八人、「上司とのトラブル」が十七人。
セクハラは過去最多で、ほかにわいせつ行為などより悪質な被害に遭った人も十二人いた。

職場環境の悪化が心の病の大きな原因になっている様子がうかがえる。
厚労省は「仕事が理由でストレスを感じている人が増えている。労働者側に精神疾患が労災認定の対象になるとの認識が広がったことも背景にある」と分析している。

申請を年齢別にみると三十代が最多で、四十代、二十代と続いた。
申請や認定の多い業種は介護、医療、運送業など。

また一三年度、脳・心臓疾患になり労災申請した人は前年度比五十八人減の七百八十四人と二年連続で減少した。
認定は三百六人だった。

業種別では運送業が申請、認定とも突出して多かった。
認定された人の残業時間は「八十時間〜百時間未満」が百六人と最も多く、百六十時間以上も三十四人に上った。

労働基準監督署がいったん不認定とし、審査請求や訴訟などを通じ、一転して認められた人も脳・心臓疾患、精神疾患で、十二人ずついた。
過労死、過労自殺をめぐっては、国が対策の責任を負う「過労死等防止対策推進法」が二十七日公布され、年内に施行される。

===ここまで===


5. 心の病で労災請求、過去最多 認定者も2番目の多さ(朝日新聞)

===ここから===

うつ病など「心の病」で2013年度に労災請求をした人が1400人を超え、過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめでわかった。

認定者も436人おり、前年度に次ぎ過去2番目の多さ。
職場のストレスやパワハラで発病した場合にも労災が認められると、広く知られるようになったことが背景にある。

「心の病」である精神障害での請求は1409人。
前年度より152人増え、記録をさかのぼれる1983年度以降で最多だった。

認定者は前年度より39人減ったが、400人超えは2年連続。
うち自殺と自殺未遂が63人いた。

原因別では「仕事の内容や量の変化」「嫌がらせやいじめ、暴行」(ともに55人)のほか、「悲惨な事故や災害を体験、目撃」(49人)が目立つ。
認定は幅広い職種であり、年代別では30代が全体の4割近くを占めた。

一方、くも膜下出血や心筋梗塞(こうそく)など、「脳・心臓疾患」で労災認定された人も306人いた。
前年度より32人少ないものの、300人超えは3年連続。
うち死亡者は133人で、前年度より10人多かった。

認定者の3分の2が40〜50代。

また、8割超は「過労死の危険ライン」とされる月80時間以上の残業をしていた。
職種別ではトラック運転手などの「自動車運転従事者」が93人で最多だった。

労災を防ごうと、通常国会では2本の法律が成立した。
改正労働安全衛生法は、50人以上が働く事業場で、企業に従業員のストレス検査を義務づける。
遅くとも15年中に施行される。

過労死等防止対策推進法は、国に過労死・過労自殺対策を求める内容で、年内に施行される。

===ここまで===


【参考】
よろしければ、以下も参考になさって下さいねー。


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posted by 西区地域労組 at 10:10| 雇われて働く人に関係するニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする