2012年10月21日

過労死とは?過労自殺って何?命より大切な仕事なんてあるの?

不当な解雇、雇い止め、派遣切り、賃金未払いや引き下げ、雇用保険や社会保険の未加入、サービス残業、長時間労働、セクハラやパワハラなどの職場いじめ、うつ病、過労死など・・・
労働に関するこんなトラブルが増加の一途を辿っています。

そして、過労死について調べてみると以下のように明記されています。

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過労死とは、周囲からの暗黙の強制などにより長時間残業や休日なしの勤務を強いられる結果、精神的・肉体的負担で、働き盛りのビジネスマンが脳溢血、心臓麻痺などで突然死することである。
(最近は若者も多くなっている)

KAROSHIは英語の辞書や他言語の辞書にも掲載されている。
日本語の過労死がそのまま使われるのはこれが日本特異の現象であるとの認識を示す。
先進国であるはずの日本の封建的な奴隷制度とあまり変わらない労働状況を象徴する言葉として認知されるようになる。

また、長時間労働による鬱病や燃え尽き症候群に陥り、自殺する者も多く、広義には、稀にこの「過労自殺」も含む用語として使われる場合もある。

厚生労働省のマニュアルによれば、

「過労死とは過度な労働負担が誘因となって、高血圧や動脈硬化などの基礎疾患が悪化し、脳血管疾患や虚血性心疾患、急性心不全などを発症し、永久的労働不能または死に至った状態をいう」

と定義されている。

=====

仕事を続ければ、過労死や過労自殺への道。
仕事を辞めれば、生活苦や経済的な理由による自殺への道。
続けても辞めても地獄。
そんな絶望的な声も聞こえて参ります。

そもそもの話、命より大切な仕事なんてあるのでしょうか?

なぜ、過労死や過労自殺が起きるのでしょうか?
過労死や過労自殺は、どうしてなくならないのでしょうか?
過労死や過労自殺をなくすために、私たち一人ひとりができることは何でしょうか?

そんなことを考える機会として・・・

以下のTV番組を2つご紹介しておきます。


1. シリーズ貧困拡大社会 相次ぐ若者の過労死(ハートネットTV)

===ここから===

● テーマ:
今、過酷な労働環境を強いられ、過労死する若者が相次いでいます。

厚生労働省のまとめでは(2011年度)、仕事でうつ病などの精神疾患を発症し死亡した「過労自殺」に認定された人のうち、半数以上が20代30代の若者が占めるようになりました。

背景には、経済状況が厳しさを増す中、若者が十分な指導や援助のないまま、“即戦力”として過剰労働を強いられたり、“使い捨て”にされているという実態があります。

番組では、ある大手電機メーカー子会社のIT企業で6年前に過労死した20代の男性の家族とその同期を取材。
長時間労働が常態化し、労務管理も整わないまま、心身ともに追い込まれていく経緯を克明に描くことで、若い世代を浸食する「労働の貧困」の実態に迫ります。


● 放送日時とチャンネル:
2012年10月22日(月)20時〜20時29分 NHK Eテレ

※再放送は10月29日(月)13時05分〜13時34分 NHK Eテレ

===ここまで===



2. シリーズ貧困拡大社会 若者を追い詰める“ブラック企業”(ハートネットTV)

===ここから===

● テーマ:
若者たちを追い詰めていく“ブラック企業”の手口や実態、対応策について考えていきます。

“ブラック企業”とは、若者の間で生まれた言葉で、過度の長時間労働やパワハラ、「正当な理由」のない解雇などで若者たちの心や体をむしばむ企業のことを指します。

若者向けの「労働相談」を行っているNPO法人に寄せられた相談には、今年の春に会社に就職した新入社員が退職勧奨を受けたり、正当な理由もないまま解雇されるという、いわゆる《新卒切り》の相談が増えていると言います。

取材を進めると、法律のグレーゾーンを突く企業の手口や違法の可能性が高い悪質な労務管理に行政が対応しきれていない実態が明らかになってきました。

今一体、若者の雇用現場で何が起きているのでしょうか。
その背景を探るとともに、対策の糸口として、“過労死”があった企業の企業名公表を求める遺族たちの取り組みを紹介します。


● 放送日時とチャンネル:
2012年10月23日(火)20時〜20時29分 NHK Eテレ

※再放送は10月30日(火)13時05分〜13時34分 NHK Eテレ

===ここまで===


【参考】
よろしければ、以下も参考になさって下さいねー。


どんな解雇なら不当で、どんな解雇なら不当ではないの?
なぜ会社は辞表(退職願・退職届)を書かせようとするのか?
「クビだ!」等と言われた時、やるべきこととやってはいけないこと
社長や上司の一言で即日解雇って、あり?なし?

会社が労災を認めない、会社が労災の申請をしてくれない時の対処方法
労災認定基準:労働基準監督署はどんな基準で労災を判断するのか
うつ病等の労災認定基準:パワハラ、セクハラ、長時間労働など
勤務先の会社の労災保険加入状況を調べる方法

36協定(サブロク協定)について最低限知っておきたいこと
サービス残業:裁量労働制、年俸制、ノー残業デーにご注意下さい
年俸制、管理職、営業職、技術職などってサービス残業が普通なの?
残業代が出ない時に自力で請求できる方法とは?労働審判制度とは?
自社製品の購入を強制された時って、断ったらダメなの?
パワハラ(パワーハラスメント)を厚生労働省が6類型に分類
会社が辞めさせてくれない、辞めたいのに退職させてもらえない時には

勤務先の会社の雇用保険加入状況を調べる方法
雇用保険料が天引きされていたのに失業金がもらえない時
長時間労働等で自主退職する前に知っておきたい失業金の事

企業の厚生年金と健康保険の加入状況や保険料納付状況を調べる方法
給料から天引きされた年金の納付状況を確認する方法

労働者って誰のこと?正社員以外も労働者なの?
労働法って何?労働基準法(労基法)と何がどう違うの?
労働契約法って何?労働基準法とどう違うの?
就業規則って何?法律違反になるケースって?
雇用契約や就業規則と労働基準法(労基法)ではどちらが優先されるか?

解雇やサービス残業、パワハラやセクハラ等に対抗する方法:団体交渉(団交)
ブラック会社に泣かされないためにも知っておきたいこと
ブラック会社に泣かされないためにやっておきたいこと
「就活とブラック企業――現代の若者の働きかた事情(ブラック企業の見分け方など)」

労働組合とは(1)(超基本編)
労働組合とは(2)(「社内に労働組合がない時は?」編)
労働組合とは(3)(「労働組合の種類って?」編)
労働組合とは(4)(「労働組合のあるべき姿って?編)」
労働組合とは(5)(「労働組合の存在意義って何だろう?」編)
労働組合をつくったり加入したりすることに社長は反対できるのか?
労働組合があればブラック企業じゃない!?御用組合(名ばかり労働組合)に注意

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学生・生徒の方がブラックバイトの被害に遭った際の対処方法や相談先はコチラ
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求人票と労働条件が異なる際の相談窓口:ハローワーク求人ホットライン
労働基準監督署(労基署)、ハローワーク、総合労働相談コーナーの違い
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posted by 西区地域労組 at 18:35| 誰でも参加できるイベントなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする